【MLB】ドジャース 3-0 カブス(4月11日・日本時間12日/ロサンゼルス)
日本時間8日、9日、10日のナショナルズとの対戦で3試合連続安打を続けてきた大谷。8日にはホームランを含む今季初の猛打賞を記録するなど好調をキープした状態で、カブス・鈴木誠也との日本人対決の一戦を迎えた。
1回裏の第1打席は、カブスの先発マット・ボイド対戦。その初球、94.6マイル(152.2キロ)のストレートを強振したものの、これはファーストゴロに終わった。
続く3回の第2打席は、無死一塁の場面でボイドと2回目の対戦。初球ストレートを空振りすると、2球目のスライダーをファールして、わずか2球で追い込まれる。そして3球目、低めに外れる81.7マイル(約131.4キロ)のスライダーに手が出て3球で空振り三振に終わった。
5回、2死一塁の場面で迎えた第3打席は、カウント2-0から3球目のストレートを打ち損じてレフトフライに。さらに7回も無死一塁で第4打席を迎えたものの、2番手イーサン・ロバーツが投じたカウント2-2からの82.4マイル(約132.6キロ)のスイーパーにバットが空を切り空振り三振となった。
試合は山本とカブスのボイドが5回まで得点を与えない投手戦に。山本は6回を投げ抜いて2安打無失点、9奪三振と完璧なピッチングを披露した。直後の6回裏、1死一、二塁の場面でトミー・エドマンがレフトへの3ランホームランを放って先制。山本が勝利投手の権利をもって降板となった。
その後、ドジャースは2番手カービー・イェイツ、3番手ブレーク・トライネンと継投もハマり完封勝利。山本は、日本時間3月18日のカブスとの開幕戦以来となる今季2勝目に。なお、大谷は4打数ノーヒットで、四球などの出塁もなく、自身が打ち立てた歴史日本人最多出塁記録は「14」でストップ。この日は快音を響かせることはできなかった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)




