【MLB】ドジャース - カブス(4月11日・日本時間12日/ロサンゼルス)
ドジャースの山本由伸投手がカブス戦に先発登板。6回103球、2安打、9奪三振、1四球、無失点の内容でマウンドを降りた。この日の最速は96.7マイル(約155.6キロ)だった。この日の9奪三振で、MLB単独トップとなる28奪三振としている。
前回登板のフィリーズ戦では、初回に自身の悪送球から失点するも、6回、97球、3安打、5奪三振、3四球、1失点の成績でまとめた。打線が振るわずそのまま敗戦投手となったが、圧巻の投球を見せている。今季はここまで3試合に登板し、1勝1敗、16イニング、11安打、2本塁打、19奪三振、6四球、4失点、防御率1.69と好成績を残す。
4試合目の登板となったのは東京シリーズでも対戦したカブス。山本は課題だった初回からエンジン全開の投球を見せ、ハップをスプリットで空振り三振、タッカーはストレートで見送り三振に切って取った。迎えた鈴木誠也との対戦は、カウント3ー1から95.4マイル(約153.5キロ)のストレートを詰まらせてライトフライに打ち取った。
2回、3回もパーフェクトに抑えてスコアボードに0を並べる。4回には1死からタッカーにヒットを許して、鈴木との2度目の対戦を迎えた。するとカウント1ー1からライト前にヒットを許す。しかし中継プレーの間に、鈴木が飛び出したのを見逃さなかったフリーマンとベッツのランダウンプレーでアウトとなった。山本は2死三塁のピンチをスプリットによる空振り三振で切り抜け、ここも無得点とした。
5回も1つの三振と2つのゴロアウトに打ち取ると、6回も見逃し三振、セカンドゴロで2つのアウト。そこからこの日初めての四球を出しながらも、タッカーをフルカウントから空振り三振に切ってとりここも切り抜けた。
山本はこの回を終えて降板。6回103球、2安打、9奪三振、1四球、無失点の内容でマウンドを降りた。なお、ドジャース打線はその裏にエドマンの6号3ランホームランで先制し、山本に勝ち投手の権利が入ってきている。ベンチの山本は身を乗り出して喜びを露わにしていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





