「実家帰りたい」新生活に早くも息切れ？新卒180人がすでに退職代行を利用 精神科医が指摘する“メンタルの落とし穴”

　新年度に入り、この春から社会人として新たな生活が始まった新入社員。4月も半ばとなる中、SNSでは「研修より満員電車に乗っている方が疲れる」「働きたくない 実家帰りたい」などの声があがっている。

【映像】「働きたくない実家帰りたい」いまの新卒のリアルな声

　毎日決まった時間に出社しなければいけない、指示されたことをこなさなければいけない。社会人なら当たり前とされている仕事へのプレッシャーをひしひしと感じている人が多く、環境の変化に対応しきれず、退職を決断する人も相次いでいる。

　退職代行サービスを行うモームリには依頼が殺到。4月11日の時点で新卒の利用者は180人で、依頼者全体の約15％を占めている。

　間もなくゴールデンウィークに突入し、一息つき、今後について考える時間ができるタイミング。メンタル面に不安を抱えている人はどんなことに注意するべきなのだろうか。