2024年度新卒者の退職代行 利用が多いのは〇月と〇月

退職代行の利用状況
拡大する

 そんな中、退職代行モームリが2024年度新卒者の退職代行の利用状況の調査を発表。1月~2月、4月~6月に「入社前の契約内容・労働条件と勤務実態の乖離(労働環境)」の理由で退職する人が多くなっていることについて、精神科医の木村好珠氏は以下のように分析する。

「4月~6月に関しては、生活リズムがいきなり一転するわけで、自分自身の違和感とともに、さらに新しい環境に行って、今までの友人も誰もいない、知らない環境に行くというところで、自分自身のメンタルに張り切っていきすぎると負担がかかってしまう。1月~2月に関しては、他の会社に転職となるときも窓口が広くなるので、他のところにも行ける可能性が広がるという意味で1月~2月も増える」

 また、退職代行モームリの新卒の月別利用者数をみると、4月、5月が多くなっている。この結果について木村氏はこのように述べる。

「会社に新しく入って、その会社に適応できるかどうかというのは割と最初の方に出てくる。いわゆる適応障害っていうのが、私がクリニックで働いていても多いが、そこに適応できるかできないかというのは反応としては割と早めに出るので4月、5月が非常に多くなっている」

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