【MLB】ドジャース 2−4 カブス(4月13日・日本時間14日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手がカブス戦に「1番・DH」でスタメン出場。第1打席で放ったファールボールをきっかけに、観客席では“背番号17”のユニフォームを着たファンたちによる、さながらミニゲームのような争奪戦が繰り広げられた。
前日の試合の大敗から一夜明けたこの日も、大谷は先頭打者として出場。第1打席では、かつて福岡ソフトバンクホークスでもプレー経験のある先発右腕レイと相対した。
大谷はカウント2-2と追い込まれてからの5球目、内角高めのストレートを打ち上げ、ボールは高々と三塁側スタンドへ。大きくバウンドして通路に落ちると、観客たちが一斉にボールへ向かって走り出した。
現地中継がその様子を映し出すと、画面に映るのは“背番号17”のユニフォームを着たファンばかり。ドジャースのユニフォームを着た観客同士が、にこやかに、しかし本気でファールボールを追いかける様子は、大谷の異様なまでの人気ぶりを物語っていた。
結果的にこの日の大谷はノーヒットに終わり、5試合ぶりの1発もおあずけとなったが、たった一球のファールでこれだけの反応が起きるのはまさにスーパースターの証。幸運にも大谷の打球をゲットできたファンは、試合にこそ敗れたものの、忘れられない一日になったに違いない。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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