パワハラ予防の専門家として数多くの企業で公演をしてきた「叱りの達人」河村晴美氏は、「何が一番悪いかというと、原因を特定せずに改善策を提示していない。言われた側は『何をやったらいいの?』と戸惑うだけ」「怒りの感情をそのまま相手にぶつける、コミュニケーションの仕方に問題がある」と指摘。

 「ちゃんと『あなたのことを信頼しています』、そのうえで『これできていないよ』とか『これは低いレベルじゃなく高いレベルでやってくれなきゃ困る』というのを相手が動いてくれるように伝えましょう。というのが適切な叱り方」と改善策を提示した。

 具体的な適切な叱り方については、例として「VTRが間に合わなかったことを叱る場合」は「VTRが出なかったことは焦ったけど、とにかくこれ以上問題が起きないように最善を尽くしたよ。なぜVTRが間に合わなかったのか一緒に考えよう(原因究明)」。

 「スタッフの後ろ姿が見切れた(カメラに不用意に映ってしまった)」ことを叱る場合には「後ろ姿が見切れてしまったね(事実を確認)。視聴者に情報を届ける意識で動こう。でも、番組中にしゃがんで移動するのも大変だよね。いつもありがとう(労い・感謝)」といった言葉をかけると良いのだそう。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

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