本田朋広
拡大する

 以降は醍醐、多井、小林の軽いアガリで進行。南2局1本場終了時点で本田はトップ目の醍醐と7600点、2着目の多井と1900点、4着目の小林と3100点差の3着目だった。ここで本田は2面子ある配牌を慎重に打ち進め、河の2段目後半でリーチを宣言。数巡後、小林からアガリ牌が捨てられ、リーチ・平和・赤。裏ドラの満貫・8000点を獲得した。これで僅か400点差ながらもトップ目に立つと、オーラスでは降りる選択を残しつつ、役なしでテンパイ。多井がリーチをかけた中、見事にツモってチェッカーフラッグを受けた。

 「ホッとしてます」。試合後に表情を崩した本田は、「嬉しいです」とひと言。「今日は、本当に配牌が良かったのが多かったので、配牌に恵まれたなと思います」と振り返った。レギュラーシーズン終盤から快進撃を続けるチームは、チームメイトによるスイーツの差し入れが原動力だ。本田は「気持ちで、いろいろと差し入れを持ってきてくれて」と感謝。「昨日、たまたま堀さんの動画を見ていたんですけど」と、この日、解説を務めたKADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)の名を出すと、「『麻雀は気持ちだ』って言っていたので、その気持ちを受け取ることができてよかったです」と語った。

 ファンにコメントを求められた際、本田は「ファイナル…」と切り出した後、しばしの沈黙を経て「何も出てこなくなりました」と天然ぶりを見せたが、その姿はどこまでも頼もしかった。

接戦を物語る試合結果

Mリーグ 日程

5月15日(木)
U-NEXT Pirates
赤坂ドリブンズ
TEAM RAIDEN / 雷電
セガサミーフェニックス
5月16日(金)
TEAM RAIDEN / 雷電
セガサミーフェニックス
U-NEXT Pirates
赤坂ドリブンズ
【画像】“役満ボディ”岡田紗佳の抜群スタイル
Mリーグ 配信情報まとめ
Mリーグ 配信情報まとめ

■Pick Up
キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」

この記事の写真をみる(2枚)