実績のある経営者が日本の課題に挑む全く新しい「実績重視」の政治トーク番組、ABEMA『For JAPAN シーズン3 #3』が4月18日に配信。大阪府知事・大阪維新の会代表、日本維新の会代表という三足のわらじを履く吉村洋文氏が、日本維新の会が与党と推し進める“高校授業料無償化の狙い”に答えた。
株式会社ハタメタルワークス代表取締役 畑敬三氏は「社会保障を削減して教育に予算を向けるのは大賛成だが、全員無償化はどうかと思うところがある。例えば経済的な理由で行けない子に支援することは賛成だ」と投げかけた。
これに対し吉村氏は「これは石丸(伸二)さん風に言うと思うツボだなと」と、前回配信で元広島県安芸高田市長で地域政党「再生の道」代表の石丸伸二氏が追求された際の対応を踏まえ、ニヤリ。
「結局、税の使い方が高校とか教育の方に向き始めている。税は国も府や市もそうだが、おかしなところにいっぱい使っている。僕はそれはやめて教育とか子どもの方に投資したいと思っている。子どもたちも将来は納税者になり生産者になり消費者になる。子どもがいない家庭だって誰かが育てた子どもによって社会は成り立っている。と考えた時に子どもにはできるだけ教育であったり、投資であったり、所得制限はかけるべきではないというのが僕の考え方だ。もう一つは、畑さんのお子さんは私学の高校に制度がなくても行けるが、そうじゃない家庭で畑さんの子と同じ学校に通いたい子どもが家庭の環境とか事情で諦める社会を僕は嫌だと思っている」
この回答に畑氏は「そこはすごく分かる。なので所得制限があるのがいいのかどうか」と聞くと吉村氏は「最終的には所得制限論につながると思う」と述べた。
吉村氏が舌を巻く「本当にリアルな意見」
