一方で、「(会見では)懸念点も1個見えてきた」という。北尾氏と同じく新たな取締役候補であるNEXYZ.Group代表取締役社長兼グループ代表の近藤太香巳氏について、「17日の会見にも同席されていたが、近藤さんは『北尾さんには総理大臣をやってほしいと思ってる』みたいな話を展開していた。日枝体制で一体何が問題だったのか、もう少し彼らも検討するべきじゃないかと思った」。

 続けて、「日枝体制は権力を持つ人、声が大きい人、その取り巻きや距離の近い人たちを中心に人事が決まっていくことに1番大きな問題があった。日枝さんとの距離の近さや人間関係が人事に反映されていたということ。北尾さんが経営に関与するとして、彼の支持者も一緒に送り込むようなやり方が果たしていいのか。下手をすると第二の日枝体制になる可能性も見えてしまった」との懸念を示す。

 その上で、「人が変わって、新たなオールドボーイズクラブが再編成されるのが1番最悪のシナリオなので、そうはならないでほしい」と述べた。

(『ABEMAヒルズ』より)

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SBI北尾氏の提案を前向きに検討するフジHD金光社長

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