このとき太田はアウト側で縁石に乗り上げ、足を滑らせている場面も。チームメイト同士の一歩も譲らぬ走りに、ファンからは「いいねぇ」「同じチームw」「やんちゃだなww」「去年の再来だ」と2年前のリアム・ローソンと野尻智紀のTEAM MUGEN同士の激闘を思い出しながら興奮している様子を見せていた。
その後はタイヤのアドバンテージを活かした牧野がリードを広げ、トップでチェッカー。第2戦に続いて見事連続優勝を飾った。
レース後、牧野はこの白熱のバトルを「僕たちがバチバチやるんじゃないという雰囲気を出していた…本当のことをいうと別にそんなにバトルしたくなくて頑張ってぶっちぎりたかったんですけど。そういう運命だったのかな」と振り返った。解説の松下氏は「ライバル関係じゃないですか。お互いに。それがチームを底上げしているのかもしれませんね」と、開幕から3戦全勝を成し遂げたDOCOMO TEAM DANDELION RACINGの強さを冷静に分析した。
(ABEMA『スーパーフォーミュラ2025』/(C)JRP)
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