また、関東Bの作戦会議室では永瀬拓矢九段(32)が「え~!すごいなあー!」と悲鳴にも近い声を上げ、伊藤匠叡王(22)とともに脱力状態に。高見泰地七段(31)は「これは驚きました。私だったら190分(くらいの長考になる)。100倍違う…」とし、驚きを隠せない様子だった。
トッププロたちが見せたリアクションにファンもざわつき、「みんな引いてるやん」「ザワザワしてる プロ棋士達」「永瀬が恋する乙女やんw」「永瀬さん楽しそう」「なんで永瀬さんが嬉しそうなのよ」「藤井さんが強いと永瀬さんがうれしい」「匠の顔ひきつってた」と多数の反響が寄せられていた。
藤井竜王・名人と盤を挟む郷田九段も、思わず左手を額に当てて困惑。解説を務めた豊川孝弘七段(58)も「(指し手が)見えない。3三銀と上がっただけで、かなり後手が良い感じになった」とお手上げ状態となっていた。
8七角の打ち込みから主導権を握った藤井竜王・名人は、完全攻勢に出て郷田九段を圧倒。相手に一切力を出させない完封勝利を飾り、華麗に白星をチームに持ち帰った。
◆ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治 全国を8ブロックに分けた「地域チーム」によって競う団体戦。試合は監督と出場登録棋士4人の計5人が参加。全員が1局ずつ指す「ステージ1」と、ステージ1で勝った棋士が負けるまで指し続ける「ステージ2」に分かれ、5人を先に倒した方が勝利チームとなる。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールール。大会は2つの予選リーグに4チームずつ分かれ、変則トーナメントで2勝すると本戦進出。ベスト4となる本戦は通常のトーナメント戦。
(ABEMA/将棋チャンネルより)