各国に先駆けて行われた、日米の関税交渉。2度目の協議に向け交渉材料の洗い出しを急ぐ政府だが、日本はどう対応していけばよいのか。
日米の関税交渉に臨んだ赤沢大臣。4月19日と20日に行われたANNの世論調査では「評価する」と答えた人は48%で、「評価しない」を上回った。政府の交渉に「期待する」は45%、「期待しない」が46%で拮抗している。
日米交渉にはトランプ大統領の参加が急遽決まったが、会談後にトランプ大統領はSNSで「日本との協議が最優先」「日本の貿易代表団と会談でき大変光栄に思う。大きな前進」と投稿している。
1回目の交渉は成功とみていいのか。日本大学 危機管理学部 教授で東京科学大学 特任教授の西田亮介氏は、次のように述べる。
「会議内容の全貌はよくわからないが、雰囲気としてそれほど悪くなかった印象だ」
トランプ氏の参加…狙いは?
