レギュラーシーズンを制した大阪MVが第1、第2セットを連続して奪取。Astemoからすると一矢報いたい第3セットに意地のスーパープレーが飛び出した。
Astemoが17-20と大阪MVにリードを許す中でリベロ・德本歩未香がリセ・ファンヘッケの強烈なサーブをレシーブ。ボールの弾道の変化に合わせて瞬間的に反応し、ジャンプをしながら回転してボールを受けるアクロバティックなレシーブで味方選手に繋いだ。
彼女の粘りを起点に両チームともに好守備を連発。大阪MVも床スレスレで拾うパンケーキレシーブを繰り出して応じるなど、両チームの守備力の高さが光った。このロングラリーはAstemoのマッケンジー・メイが放った強力なスパイクで決着がついた。
その後もAstemoは粘りを見せて、第3セットのポイント数を21まで乗せたものの、レギュラーシーズンを制した強豪はそれを上回る強さを披露。最終的にはセットカウント0-3で、Astemoはストレート負けを喫した。
なお、翌日に行われた第2戦も大阪MVがセットカウント3-0の完勝。この結果を受けて同チームは25日から行われる準決勝にてレギュラーシーズン4位・デンソーエアリービーズとファイナル進出をかけて対戦することが確定した。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)
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