【MLB】ナショナルズ4-3オリオールズ(4月23日・日本時間4月24日)       
4月23日(日本時間4月24日)に行われたワシントン・ナショナルズ対ボルティモア・オリオールズの一戦で、オリオールズ・菅野智之が、手痛い一発を浴びた相手から、堂々たる投球で会心の三振を奪った場面が注目を集めている。
1-3、オリオールズ2点のビハインドの5回裏・ナショナルズの攻撃、2死走者なしの場面で打席に立ったのは、この日の第1打席で、菅野から先頭打者アーチを放っている1番のジェームズ・ウッド。そのウッドに対して菅野は、外寄り低めへとカーブとスプリットを集める配球でカウント3-2とすると、勝負の6球目に投じたのは、真ん中やや低め、132km/hの緩いスライダー。決して厳しい球ではなく、むしろ一歩間違えれば痛打されかねないコースではあったものの、その大胆さが逆にウッドの意表を突く形となったのか、ウッドは手が出ず、見逃し三振に。なんともいえない表情を見せながら、ベンチへと引き上げていくこととなった。
インコースいっぱいのところを突きながらもド派手な一発を浴びたウッド相手に、真ん中やや低めの緩いボールで勝負に行き、見事な三振を奪った菅野に、SNS上の野球ファンからは「巨人のエースやぞ?」「まさにベテラン」「エグいな」「すげえ度胸w」「ウッドもドン引きだな」「まさにサムライ」「魂の入った球は打たれないんや」「中年の星」「覚悟が生んだ投球」といった様々な反響が巻き起こることに。