トップを走っていたアストンマーチンが、まさかの接触で無念の後退──。元プロ野球選手で、同チームの総監督を務める“大魔神”こと佐々木主浩氏は、厳しい表情でモニターを見つめていた。
「岡山国際サーキット」で開催された2025年のスーパーGT 第1戦「2025 AUTOBACS SUPER GT Round1」決勝。4月18日放送のダイジェスト番組『笑って学べる!超GTぱーてぃ』では、このGT300クラスでおきた衝撃の接触シーンがピックアップされた。
レースは21周目、首位のD’station Racing(#777 D'station Vantage GT3)と2位で激しい追い上げを見せるGOODSMILE RACING & TeamUKYO(#4 グッドスマイル 初音ミク AMG/Mercedes AMG GT3)白熱したトップ争いを繰り広げていた中で起きた。
パイパーコーナーで、イン側からアタックした4号車のノーズが、777号車の横腹に接触。これにより777号車はスピンし、コースアウトしてしまった。解説を務めていた光貞秀俊氏は「(4号車は)故意的に押したわけではないので、ただ、ちょうどインに入った時にD’stationがちょうどふらついて接触というね。これはどうジャッジを取るかによるのですが…」と仕方がない部分があったとして4号車に同情的な見解を示した。
幸い、777号車はグラベルに捕まることなくコースへ復帰したものの、トップからは大きく後退。その様子をガレージのモニターで見つめていた佐々木監督は、終始無言のまま、厳しい表情を浮かべていた。
この出来事に、ファンからは「あああああ」「せっかくトップだったのに」「これは怒だわ」「これでアストン調子悪くなっちゃった」と悔しさの声が上がっていた。
なお、この接触により4号車にはドライブスルーペナルティが科されている。また、777号車は調子を取り戻すことができず、最終的には周回遅れで24位と順位を大きく落としてでフィニッシュする結果となった。
(ABEMA『笑って学べる!超GTぱーてぃ』/(C)GTアソシエイション)
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