初優勝の胴上げ、そのイメージはもう鮮明だ。「朝日新聞Mリーグ2024-25」セミファイナルシリーズ、4月28日の第2試合はセガサミーフェニックス・浅井堂岐(協会)がトップ。これでチームは今シリーズ18戦連続無敗、ファイナルへ向け上位2チームとの差を詰め、士気を高める1勝となった。
第1試合は絶好調の今期MVP・醍醐大(最高位戦)がオーラスに多井との連対争いを制して2着。当試合は起家からKONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)、TEAM雷電・本田朋広(連盟)、渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)、浅井の並びでスタートした。東4局、浅井は白鳥からタンヤオ・ドラの2900点をロン。3万300点持ちトップ目の本田を追う形で南入した。
接戦で迎えた南3局2本場、浅井はドラと赤を持ち、跳満含みのチャンス手をリーチした。しかしリーチ後に掴んだ發が親の白鳥への放銃となり、5800点(+300点)の痛恨失点。それでも同3本場、3筒ポンから始めたタンヤオの仕掛けが奏功し、タンヤオ・ドラ2の4000点(+900点)でカウンターパンチ。トップ目白鳥とわずか500点差の2着目で南4局へ突入した。
この局はまず佐々木がマンズ混一色の仕掛けで前へ出る。これに対して浅井は9巡目、カン6ピン待ちのタンヤオ・赤でテンパイすると、周囲の視線が佐々木へ集中していることもありダマテン。1枚切れの東を勝負して、そっとアガリ牌を待つ。白鳥がこの6筒を切り、浅井の3900点が成就。混戦を頭一つ抜け出しトップ目に立った。同1本場は本田が南ポンからの速攻で2000点(+300点)のツモ。浅井の逃げ切りが決まった。
マッスル麻雀!浅井堂岐の勝因はMリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)




