第1戦から白熱した展開になると、第3セットにWD名古屋がセットを奪い返す。その後に、第4セットを22-21とリードした場面で、ファン驚愕のシーンが訪れた。

 深津英臣が相手のアタックをレシーブすると、リベロの市川健太がニミル・アブデルアジズにトスを上げる。この時点で、レギュラーシーズンの得点王に輝いたオランダ人スコアラーはネットに対して背を向けていたものの、突如、跳躍してから振り向きざまにスパイク。相手コートに向けて角度のついた強烈なボールを突き刺した。

 このスーパープレーはファンの間でも話題に。相手の隙を突く緩急を駆使したアタックにSNSでは「最高だよ」「意味がわからんw」「何これ!」「これ、凄かったよね」と、称賛の声が寄せられた。

 この勢いのまま第4、第5セットを奪ったWD名古屋が3-2で勝利。しかし、サントリーが第2戦と第3戦に勝利したことで、惜しくもセミファイナルで敗退となった。

 なお、準決勝の結果を受けて、決勝カードはサントリーとジェイテクトSTINGS愛知(レギュラーシーズン4位)の組み合わせに決定。SVリーグ初代王者の座をかけて、5月3日に第1戦が行われる。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)

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【映像】打つ気ゼロから“超強烈”スパイク
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女子バレーで開脚美技→“神の手”レシーブ「スーパープレーが飛び出した!」衝撃の連係に実況驚き
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