【WRC】第4戦 ラリー・イスラス・カナリアス(4月26日/デイ2)
世界ラリー選手権(WRC)の2025年第4戦がスペイン領のグラン・カナリア島で開催された。WRC2カテゴリーに参加した地元スペインの若手ドライバーのマシンが、往年の名カラーリングを纏い話題となっている。
カルロス・サインツは、ラリー好きなら知らない人はいないであろう、「エル・マタドール」と呼ばれたスペインの英雄的ラリードライバー。WRCでは1990年代初頭に2度のタイトルを獲得し、当時彼が乗ったマシン・セリカGT-FOURとともに伝説となっている。
今回の「ラリー・イスラス・カナリアス」は久々のスペイン開催だが、スペイン出身のヤングドライバー、26歳のアレハンドロ・カチョンがWRC2カテゴリーに出走している。そして競技2日目デイ2、SS7の中継で、カチョンが駆るGRヤリス・ラリー2が映し出されると、そのボディには「REPSOL」の文字と赤い装飾が施されていた。
これこそまさに、トヨタのラリーマシンに、石油会社レプソルのロゴと赤と白のカラーリング、そしてスペイン人ドライバーという、C・サインツが駆ったマシン、セリカGT-FOURと同じ栄光の組み合わせだった。
視聴者のコメント欄も沸いている。「レプソルカラーだ」「レプソルカラーもいいな」「レプソルキター」「レプソルカラーいいな」「レプソルカラー良いよね」「カラーリングいい」など、レジェンドのヒストリーを知るWRCファンの視聴者が多かったようだ。
(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2025』/(C)WRC)
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