その第2セットを14-14で迎えたところで、両チームともに好レシーブを連発する激しいラリーが繰り広げられる。SAGA久光のサーブからラリーが始まると、NEC川崎のロレイナ・メアリーズが対角線に鋭いスパイクを放つ。これに対してSAGA久光の深澤めぐみがダイビングレシーブで味方選手に繋いだ。

 直後、同じようなシチュエーションが生まれると、今度はメアリーズのスパイクがブロックに直撃して軌道が変化。これを再び深澤がダイナミックに回転しながら飛び込んだものの… その前に栄絵里香が手に当ててボールはアウトに。回転レシーブは、惜しくも幻となった。

 その後、第2セットはSAGA久光が逆転で奪取したが、第3、4セットにNEC川崎が強さをみせて3-1で勝利。翌日に行われた第2戦でも勝利して、決勝へと駒を進めた。

 なお、準決勝の結果を受けて、決勝カードはNEC川崎と大阪マーヴェラス(レギュラーシーズン1位)に決定。SVリーグ初代女王の座をかけた戦いが5月2日に幕を開ける。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)

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【映像】惜しくも“幻”に終わった回転レシーブ
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