1局の中でもいくつかある分岐、選択を全てクリアし見事なアガリにたどり着いた。「朝日新聞Mリーグ2024-25」セミファイナルシリーズ、4月29日の第1試合に出場した赤坂ドリブンズ・渡辺太(最高位戦)が、解説者から「完璧なアガリ」と絶賛される見事な手順で満貫をツモアガリした。
プロ・アマ雀士が多数参加するネット麻雀において度々頂点に立ち「ネット麻雀の神」とも呼ばれる渡辺だが、その雀風は勝負と見れば力強く踏み込み、放銃を恐れない。そのためにもいかに正解を選び、アガリが見込める形でテンパイへと向かうかが重要だ。
東2局、中の対子や赤五万はあるものの、どの方向にまとめていけばいいのか難しい手牌。7巡目には打点の種である赤五万を切れば、中をポンしてテンパイを取れる形になったが、ここはリャンシャンテンを維持。タンヤオ・平和なども見えただけに、その可能性を残した。
さすがネット麻雀の神!Mリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)




