氷河期世代が高齢者に…支援はどうなる?
氷河期世代が高齢者になる時代が近付く中で、ニートや引きこもり、年金の支給が少ない人への支援はどうするべきだろうか。神庭氏は以下のように分析する。
「厚生年金どころか、基礎年金の国民年金も含めて保険料を払えていない方が相当数いるはず。年金は保険なので、払っていなければその分もらえないだけ。だから年金が即破綻することはないが、無年金・低年金の人は生活保護を受給するしかない。年金は破綻しないとしても、生活保護財政が逼迫してしまう」
「リスキリング、リスキリングと言われるが、すでに50代になった氷河期世代の人たちに『新しくスキルを身につけて就職して』という施策がどこまで有効なのか? 政治家は氷河期世代2000万人の“票田”に今になって擦り寄っているが、すべてがあまりに遅すぎた。就職支援だけでなく、年金など老後の最低保障についても考えていかないと大変なことになるのではないか」
(『ABEMAヒルズ』より)
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