【MLB】ドジャース15-2マーリンズ(4月29日・日本時間4月30日)
4月29日(日本時間4月30日)に行われたロサンゼルス・ドジャース対マイアミ・マーリンズの一戦で、ドジャース・大谷翔平の“足”に、相手守備陣が撹乱された。
3-1、ドジャース2点のリードで迎えたこの試合の2回裏・ドジャースの攻撃、2死一塁、一塁塁上には四球を選んで出塁の1番・大谷翔平、打席には3番のフレディ・フリーマンという場面で、大谷は“走る構え”で相手バッテリーにプレッシャーをかけることに。そしてフリーマンへの2球目でついに大谷がスタート。完璧にモーションを盗んでスタートを切り、おなじみの爆速走塁で悠々二塁を陥れて笑顔を見せることとなった。その際、キャッチャーのアグスティン・ラミレスからの送球が浮き、ボールはセンター方向へと転々。大谷1人にマーリンズ守備陣が撹乱される形となった。
するとこの場面に、ABEMAの中継で解説を担当していた斎藤隆氏は、「こうやって野手陣が乱れるっていうのは、そもそもピッチャーがそこ(大谷の盗塁)を警戒しているからこうなる。警戒心をちょっとずつみんなが持つから(守備の乱れが生じる)」と、大谷の“足”を警戒するあまり、相手守備陣がミスを犯しやすくなると指摘。また、ネット上からは「揺さぶりすぎ」「盗みすぎ」「ヤバいな」「理想的なリードオフマンw」「みんな忘れてるけどこの人投手やでw」といった様々な反響が巻き起こることに。
大谷といえば、絶えず“1つ先の塁を獲りに行く姿勢”を崩さず、盗塁以外の場面でも、相手チームにプレッシャーをかけることもしばしば。勝負すればバットで、勝負を避ければ走られる―相手チームにとって大谷は、今季も多くの場面で、実に厄介な存在となりそうだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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