ようやく名役者がトンネルを抜けた。「朝日新聞Mリーグ2024-25」ファイナルシリーズ、5月 5日の第1試合で、TEAM雷電・萩原聖人(連盟)が決めた熱気溢れる跳満ツモに、ファンから多数のコメントが寄せられた。
話題の場面は南3局。萩原は前局に得意技の三色同順を狙ったリーチが不発に終わり、2万1600点持ちの2着目。萩原はレギュラーシーズンから5試合連続4着と絶不調。2022-23シーズン以来2年ぶり2度目のファイナル進出に沸くチームの中で、その躍進に貢献できていない状況が続いていた。
トップ目のセガサミーフェニックス・醍醐大(最高位戦)とは1万9100点差。相手は親のため、ここで高い手をツモればオーラスは接戦に持ち込める。萩原が手にした配牌は赤5筒が1枚、發が対子。2巡目に發が暗刻になり、チャンス手の予感が漂った。解説の朝倉康心(最高位戦)は「鳴けるようになったというよりは、メンゼンで満貫がはっきり見えたという感じですね」と説明。「リーチ・ツモ・發、ドラか赤でね!」と、実況の日吉辰哉(連盟)もボルテージを上げる。
魂の打牌!萩原聖人の跳満ツモMリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)




