大逆転勝利で、主人公となるシナリオもあったはずだった。「朝日新聞Mリーグ2024-25」ファイナルシリーズ、5月8日の第2試合。リーチをかけたTEAM雷電・萩原聖人(連盟)に対して、U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)が超危険牌を連打。その後の結末と、萩原の悲痛な表情に、多数の視聴者が感情移入する一幕があった。
話題のシーンは南3局。親番の萩原は1万7800点持ちの4着目から、上位を目指すという状況。白と2筒のシャンポン待ちでテンパイすると、先制リーチに打って出た。これに対して競り掛けたのが鈴木優。役牌の南が暗刻になり、カン5筒待ちでテンパイすると、萩原に取っていないドラの9筒を勝負した。これを見た解説の滝沢和典(連盟)は「おお!ダマ!?」とびっくり。同じく解説の佐々木寿人(連盟)は「一応リャンメン(待ちへの変化)とか、ツモり三暗刻への変化とかありますよね」と説明した。実況の小林未沙は「すごいですね…」と絶句だ。
次に鈴木優は、またも通っていない七万を勝負。この気迫に小林は「目がクラクラしそうです」と一言。視聴者からも「ばちばちやな」「痺れる」「すげぇ」「えぐ」と驚きの声が多数上がった。その後、鈴木優は7筒を引くと、5・8筒待ちで追っかけリーチ。「ハギー頑張って!」「全部押されてる」「ハギー掴むなよ」「ハギーつもってくれえー!」と萩原を見守る多数の視聴者からコメントが集まる。
天国と地獄の結末に「これはエグい」Mリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)




