【MLB】ダイヤモンドバックス 5—3 ドジャース(5月8日・日本時間9日/アリゾナ)
【映像】大谷、“あと1球”から衝撃アーチで敵地が異様な雰囲気に
球場の空気を変える一発だった。ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でスタメン出場し、9回の第5打席で11号ソロホームランを記録。試合終了まであと1人という場面での飛び出したアーチに、敵地球場は異様な雰囲気に包まれた。
この日の大谷は相手の好守にも阻まれて、第1打席から4打席連続で凡退。チームは先発の山本由伸投手が5回までに5失点を喫する苦しい内容で、最終回を2-5で迎えた。
ダイヤモンドバックスは4番手のギンケル投手がマウンドに登場。ドジャースのキム・ハソン内野手とキケ・ヘルナンデス内野手が打ち取られ、9回2死で大谷に第5打席が回った。
ギンケルは2ボールからフルカウントまで立て直したが、7球目に投じた真ん中高めの157キロのストレートを大谷が強振。真っ直ぐ一本というタイミングで振り抜くと、弾丸ライナーの強烈な当たりが右中間スタンドへと飛び込んだ。
2試合ぶりの一発となる11号ソロホームランは、打球速度112.9マイル(約181.7キロ)、飛距離426フィート(約129.8メートル)という会心の当たりだった。
あと1人で敗戦という状況から2点差に詰め寄るホームランに、敵地チェイス・フィールドはどよめき混じりの異様な雰囲気。アリゾナはドジャースが毎年キャンプを行っている土地ということもあり、大谷が打った瞬間には球場に訪れた多くのド軍ファンからの大きな歓声も寄せられていた。
続く2番ベッツ内野手の打席でも落ち着きのない空気が流れており、大谷の一発をキッカケに会場の雰囲気は大きく変わる結果に。しかし、ベッツはセンターフライに倒れて試合終了。最後に追い上げをみせたドジャースだったが、3-5で敗れた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)



