【映像】意表をつく“連続魔球”に思わず空振りの瞬間
【映像】意表をつく“連続魔球”に思わず空振りの瞬間

【MLB】ダイヤモンドバックス 5—3 ドジャース(5月8日・日本時間9日/アリゾナ)     

【映像】意表をつく“連続魔球”に思わず空振りの瞬間

 まさに、魔球のような投球に相手は手も足も出ない様子だった。ドジャースの山本由伸投手がダイヤモンドバックス戦に先発。2回に2死から2連打を浴びてピンチを招いたものの、自慢のカーブで相手を翻弄して空振り三振に打ち取ると、ファンが大いに盛り上がった。

 注目のシーンは2回裏のことだ。山本は打者2人をレフトフライに仕留めて早々と2死に持ち込んだものの、ガブリエル・モレノにレフト前ヒット、ルルデス・グリエルにライト前ヒットを許し、2死一、二塁のピンチを招いたところで、アレクトーマスを迎えた。

 打率3割に迫る好調のメキシコ代表打者を相手に、山本は3-1とカウントで優位に立てていなかった。しかし、続く5球目に79.3マイル(約127.6キロ)のカーブを投げると、トーマスは思わずハーフスイング。このボールはカウント1-0の場面ではギリギリのところでスイングを止めてボールになっていたものの、今度はこらえることができなかったようだ。

 山本はさらに6球目も78.8マイル(約126.8キロ)のカーブを、今度はストライクゾーンに決めると、トーマスはやはりタイミングを狂わされ、空振り三振。山本は2死からのピンチを迎えながらもフルカウントの勝負でこの日、一つ目の三振で切り抜けてみせた。

 この投球には、ABEMAで試合を見守ったファンもリアクション。「カーブ決め球カッコいいよな」「流石だね 惚れ惚れするね」「なんとかしのぐのはさすがやな」「調子いいトーマスを三振は本物」「カーブもスプリットも空振り取れるの強い」「これがヤマモロだから!」「あのカーブは頭にないわ」と称賛の声が集まった。

 なお、試合はその後、山本が3回まで無失点に抑えたものの、4回に満塁ホームラン、5回にソロホームランを浴びて5点を先攻され、最終スコア3-5で今季3敗目を喫した。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

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