大同生命SVリーグは5月5日、チャンピオンシップの男子ファイナル第2戦を行い、レギュラーシーズン2位のサントリーサンバーズ大阪と、4位のジェイテクトSTINGS愛知が対戦。サントリーの2セット連取で迎えたハーフタイムで、コートに登場したのは習志野高校吹奏楽部。全日本吹奏楽コンクールで何度も金賞を受賞している同部が会場を沸かせた。
コートいっぱいに陣取った部員たちがバレーボールを主題にしたテレビドラマ「サインはV」の挿入歌や、アニメ「ハイキュー!!」のオープニングテーマ「PHOENIX」などお馴染みの曲を披露していた中で、続いて流れた曲は、野球ファンにも馴染み深い曲だった。
甲子園などでも使用される“名曲”「Let’s go」が流れ、会場はまるで“高校野球風”に。同部は“美爆音”を奏でることでも知られる吹奏楽部であり、この日、会場のLaLa arena TOKYO-BAYに詰めかけたおよそ1万人の観客は、その圧倒的な演奏に酔いしれた。
習志野高校は、春高に出場した同校を応援する吹奏楽もバレーボールファンには知られる存在であり、SNSでは「まさかSVリーグファイナルで聞けるとは思わなかった」「春高だけではなく、SVリーグの会場で響かせた美爆音」「今日も最高でした！」「心が躍る素晴らしい演奏でした！」「まさにハイキューの春高入場曲だなって感動してた」といった感動の声であふれ、熱気を帯びるSVリーグのファイナルを大いに盛り上げた。
同校はこの日、試合開始前にはSVリーグ公式アンセム「Stories」を演奏。さらに試合開始直前にも国歌斉唱の演奏を披露するなど、会場を沸かせた。
なお、試合は第1セットからデュースにもつれ込む激闘になりながらも、サントリーが3セット連取で2戦先勝。見事、SVリーグ初代王者に輝いた。（ABEMA de J SPORTS／SVリーグ）
