【MLB】エンゼルス1－4オリオールズ（5月9日・日本時間5月10日）
4月5日（日本時間4月6日）に行われたロサンゼルス・エンゼルス対ボルティモア・オリオールズの一戦で、オリオールズ・菅野智之が速球で奪った圧巻の3球三振シーンが話題となっている。
3-0、オリオールズ3点のリードの2回裏・エンゼルスの攻撃、2死走者なしの場面で打席に立った6番トラビス・ダーノーに対し菅野は、初球、外角やや遠いところへと決まる143km/hのカットボールで見逃しを誘ってストライクを先行させると、2球目は真ん中高め、ボールゾーンへと投じた132km/hのスライダーでファウルを打たせてカウント0-2に。そして勝負の3球目、菅野が投じたのは外角低めいっぱいのところへと決まる150km/hの快速球。これをダーノーも全力で打ちに行くも、やや振り遅れ気味、しかもボールから遠いコースという“かすりもしないスイング”となり、無念の3球三振となった。球数を抑えながらも、複数の球種で翻弄し、キッチリと速球で三振を奪った菅野の投球に、ファンからは「気迫が違う」「これは打てん」「160キロ出さんでも三振取れるんやで」「菅野下げしたデータ信者は反省してほしい」「これぞベテランの速球」「これがエース」「オ軍のエースやん」といった様々な反響が巻き起こることに。
菅野といえば、開幕から安定した投球を続けていたものの、そうした矢先に現地メディアから奪三振数・率の低さを理由に、理不尽な酷評をされたことも。しかしそうした“外野の喧騒”に動じることなく菅野は、その後もベテランならではの落ち着いた投球でオリオールズ投手陣を牽引。この日でチームトップ、リーグ4位タイとなる4勝目を挙げることとなった。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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