イギリスが一番乗りで合意 日本にとって参考になる?
世界各国がアメリカとの関税交渉を進める中、一番乗りで合意を勝ち取ったのがイギリス。アメリカ産の農産物や牛肉の輸入を拡大する代わりに、年間10万台まで自動車関税を27.5%から10%へ引き下げることに成功した。
アメリカとイギリスの交渉が日本にとって参考になるのか。木内氏は「直接は参考にはならない」と述べる。
「トランプ政権としては1つ成功例を作っておきたく、一番合意しやすいのがアメリカに対して貿易赤字国のイギリスだった。アメリカは今、何のために相互関税かけたかというと、アメリカの貿易赤字をなくすためにかけた。本来、イギリスは交渉の対象ではない。日本含めて交渉しているのは、アメリカに対して貿易黒字を持っている国。イギリスは入っていないにもかかわらず、トランプ1期目からイギリスとは貿易協議をしていた。5年かけて妥結した。他の関税協議とは違っているので、直接モデルケースになることはないと思う」
(『ABEMAヒルズ』より)
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