実はマズい?「教皇選挙グルメ」とは
また、ほかの枢機卿たちが“教皇選挙グルメ”についても明かしている。
枢機卿たちは閉じられた空間で暮らし、同じものを食べて過ごす。イタリア・ジェノバ出身の枢機卿によると、コンクラーベの期間中に食べるものは、「駅で食べられるような食べ物」や「水っぽいソースのパスタ」、「シンプルなカツレツ」、「サラダ」などで、「刺激的ではない」ということだ。
また、教皇選挙に参加したアメリカ人教皇は「(選挙を1日でも早く終わらせるために)とってもとってもとってもいい後押しになった」とジョークを言ったという。
このエピソードに、アメリカ在住のフリージャーナリスト・津山恵子氏は以下のように感想を述べた。
「バチカンはイタリアのど真ん中にある。イタリアといえばグルメの国で、私たちジャーナリスト仲間も、ローマやイタリアの中でイベントが開かれたり、国際的なサミットのようなものが開かれたりすると、お食事がおいしいだろうとみんな喜ぶ。ところが、このコンクラーベに関しては、やはり清く貧しくというお食事だったということが、今回よくわかりました」
(『ABEMAヒルズ』より)
この記事の画像一覧
