【MLB】マリナーズ2-3ヤンキース(5月14日・日本時間5月15日)
5月14日(日本時間5月15日)に行われたシアトル・マリナーズ対ニューヨーク・ヤンキースの一戦で、ヤンキースのアーロン・ジャッジが放った“超弾丸ライナー”が話題となっている。
2-2の同点で迎えた終盤8回表・ヤンキースの攻撃。この回先頭で打席に入った2番・ジャッジは、この回からマウンドに上った3番手カルロス・バルガスに対し、じっくりとボールを見極める様子を見せながらカウント1-1とすると、注目の3球目、真ん中やや内寄り、低めへと投じられた142km/hのスライダーを、躊躇することなくフルスイング。すると重厚感ある快音とともに低い弾道で打ち出されたこの一打は、打ち出し角度19度と、あたかもレフトライナーであるかのような弾道で飛び始めたかと思えば、そこから瞬時に伸び上がり、そのまま勢いを落とすことなく、時速117.7マイル(約189.5km/h)で左中間スタンドへと着弾。推定飛距離444フィート(135.3メートル)、ジャッジの今季第15号弾は、チームに貴重な勝ち越点をもたらす値千金の一発となった。
打たれたバルガスは、その凄まじい打球音とボールの飛んだ角度からか、驚いた様子で慌てて振り返るなか、すぐに被弾を確信したかのような表情を見せた。また、レフトを守るアロザレーナはまともに追うことなく、その場で棒立ちとなりながら見送ったこの一打に、ファンからは「おかしいだろw」「怖すぎる」「エグいな」「なんやこのホームランw」「レフトライナーじゃねえのかよ」「もう意味わからない」といった様々な反響が巻き起こることに。
アロザレーナ&ジャッジといえば、ジャッジが5打数4安打と大暴れしたこの3連戦の初戦、レフト前へと落ちるライナー性のヒットをジャッジが放った際に、アロザレーナはあたかもダイレクトキャッチしたかのようなフェイクプレーを披露したが、今回の“文句ナシの一発”ではさすがにそれもかなわなかったようだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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