その後、ドライバーのチャーリー・ファグの奮闘で777号車は順位を猛回復。ついには76周目、実質トップでピットアウトしたばかりのR&D SPORT(#61 SUBARU BRZ R&D SPORT)を約1.4kmのメインストレートの加速で追い上げ、TGRコーナー手前で見事にオーバーテイクに成功。実質トップに見事返り咲いた。
だが、レースは108周目。777号車はなんと再びピットイン。実況のサッシャ氏も「ピット入るの!?…給油だ、燃料が足りなかった!」と興奮気味に伝えた。緊急ピットから満タンで走り切るには燃料が足りず、残り11分というところで無念の給油ピットを強いられたのだ。脇阪氏は「(タイヤバーストの時の)緊急ピットインからではガソリンを満タンにしても残りの周回数には足りないんだよね。だから足さないといけない」と冷静に分析。ガレージでは“大魔神”佐々木監督が悔しげな表情でモニターを見つめていた。
給油を手早く済ませた777号車は3位でコースに復帰。さらにファイナルラップでは、トップを走っていた61号車がまさかのエンストでリタイアするという波乱もあり、結果的に2位でフィニッシュした。
(ABEMA『笑って学べる!超GTぱーてぃ』/(C)GTアソシエイション)
この記事の画像一覧
