消費税をめぐり、与野党間の攻防が激しい。立憲民主党からは「消費税減税を検討しないのか」、共産党からは「自民党内から減税の声が上がっている。潮目の変化だ」との質問が出るも、石破茂総理は「消費税の減税だけの話をする。無責任な議論だ」と一蹴した。
消費税の減税や廃止を求める野党各党に対して、自民党内には財源を縦に慎重な意見が根強い。立憲は財政規律を維持しながらの財源確保、共産党は大規模への優遇是正などの税制改革、国民民主党は赤字国債を財源として提案する。
食料品といえば、生活に直結する存在だ。ここにかかる消費税を減税すると、どのような効果があるのだろうか。『ABEMA Prime』では、立憲と自民の国会議員、そして専門家と、その効果と手法を考えた。
■食料品の消費税ゼロは現実的?エンゲル係数は先進国でダントツ
