菅井竜也八段
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 昨年の大会は佐藤康光九段(55)、丸山忠久九段(54)という2人を指名した。「(チーム内では)将棋に関係する会話が多かったですね。自分と全然世代が違う先輩2人にいろいろな話が聞けて、すごく参考になる部分が多かったです。普段は自分で反省して、どう対策を打つかということが多いですが、チーム戦だとお互いに将棋のアドバイスをして、こういう相手にはこういう戦型がいいとか話ができる、公式戦とはちょっと違う面白さがあります」と、学ぶところはまだまだある。

 今年のドラフト構想はどんなイメージを持っているのか。「いつもと選び方を変えていこうかなと。他の人とかぶる可能性もあるのかなと思います」と、どうやら毎年の独自路線ではなさそうだ。また7人によるドラフトになることには「瞬発力が一番大事なルールなので、そういう人が選ばれやすいのかな」とも語った。振り飛車党のエースでもある菅井八段だが、近年では居飛車党の実力者が新たな可能性を求めて振り飛車党に転向するケースも目立つ。そんな中で菅井八段の刀がどんな輝きを見せるのか。

ABEMAトーナメント2025 第1、2回が個人戦、第3回から団体戦になり今回が8回目の開催。ドラフト会議にリーダー棋士7人が参加し、2人ずつを指名、3人1組のチームを作る。残り1チームは指名漏れした棋士が3つに分かれたトーナメントを実施し、勝ち抜いた3人が「エントリーチーム」として参加、全8チームで行われる。予選は4チームずつ2リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出する。試合は全て5本先取の9本勝負で行われ、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。
ABEMA/将棋チャンネルより)
 

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