菅井竜也八段
【映像】ドラフト戦術を語る菅井竜也八段
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 毎年恒例の団体戦は「岡山の竜」復活のきっかけとなるか?将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2025」は、5月24日にドラフト会議の模様が放送される。今回からドラフト会議では7人、エントリーチームを含めて8チームの戦いになり、ドラフトでもより実力者を奪い合うような指名が予想されている。2024年度は自身の年度別勝率がプロ入りしてから初めて5割を切り、試練となった菅井竜也八段(33)。振り飛車党のエースが、もう一度刀を研ぎ直す。

【映像】ドラフト戦術を語る菅井竜也八段

 昨年の同大会ではベテラン2人を指名して挑むもスコア1-5、1-5の0勝2敗といいところなく予選敗退。また公式戦でも夏場にかけて連敗が響き、34局で15勝19敗とプロ入り後初となる負け越し。順位戦A級からB級1組への降級も味わった。ABEMAトーナメントでは普段は孤独に戦う棋士がチーム戦で交流し、新たな刺激を受けられるという点で、その後の好結果につなげた棋士も少なくない。

菅井竜也八段のドラフト戦術
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