藤井聡太名人が逆転負け 大熱戦…千日手指し直し局で永瀬拓矢九段に敗れる シリーズ成績は3勝1敗に/将棋・名人戦第4局 将棋藤井聡太,永瀬拓矢 2025/05/18 23:28 拡大する 将棋の第83期名人戦七番勝負第4局が5月17・18の両日、大分県宇佐市の「宇佐神宮」で指され、藤井聡太名人(竜王、王位、王座、棋聖、棋王、王将、22)が永瀬拓矢九段(32)との千日手指し直し局に141手で敗れた。この結果、シリーズ成績は藤井名人の3勝1敗に。注目の第5局は5月29・30日に茨城県古河市の「ホテル山水」で指される。 藤井名人が逆転でシリーズ初黒星を喫した。宇佐神宮御鎮座1300年記念として開催された第4局は、後がない永瀬九段が入念な準備を重ねて千日手へと誘導。1日目の午後5時3分に千日手が成立した。藤井名人は「先手番だったので千日手は本意ではなかったが、やむを得ない形になってしまった」とコメントし、肩を落とす場面もあった。 続きを読む 関連記事