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【映像】ハッキリ明言!?チーム構想を語る永瀬九段
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 今回も“鉄の絆”は発動するのか!?将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2025」は、5月24日にドラフト会議の模様が放送される。前年準優勝の永瀬拓矢九段(32)は、「1巡目にレーティング最上位者を指名」と宣言。過去5回ドラフト指名に成功し、自軍躍進の原動力となった増田康宏八段(27)は今回もチーム永瀬入りするのか、その心中はいかに……。

【映像】ハッキリ明言!?チーム構想を語る永瀬九段

 3期連続で決勝戦を戦い、前期は準優勝となったチーム永瀬。今期ももちろん狙うは頂点だ。「予選が例年厳しいですので、まず予戦に集中して。割と決勝まで進めることも多いですので、決勝・優勝を視野に頑張りたいと思っています」。そう語る永瀬九段は、団体戦6度目のチームにどのような構想を描いているのだろうか。

 「今年の1巡目はこの収録時現段階の“レーティング最上位者”を指名するのと、それが取れたら2巡目に増田さんを行こうと思ってはいます。収録時のレーティング最上位は“某”勇気八段って人なんですけど、そこからまずタッチして、そこが競合が取れなかった場合は1巡目が増田さんになる。勇気さんが取れた場合は2巡目に増田さんを行って、取れなかった場合を現段階の服部(慎一郎七段)くんなどの若手を考えています」

 永瀬九段の狙いは明確だ。1位指名に、前期の竜王挑戦者となった勇気八段(30)、そして2位には昨年「(ドラフト指名には)増田縛りがありますから」と競合をも制して獲得した“鉄の絆”で結ばれている増田八段、というものだ。実現すれば、現在の将棋界をけん引する戦力が集結するとあり、当然“優勝候補”の筆頭となる。

永瀬九段が自軍より気になる“あのチーム”とは?
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