お茶碗1杯49円?コメの価格高騰に農家の本音は「大赤字でも作り続けなきゃ」「安い時は誰も騒がない」

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 田植えまでには、田おこし(荒起おこし)→畦塗り(防水)→基肥(堆肥を混ぜる)→田おこし(仕上げ)→入水→代掻き(攪拌)→田植えといった作業工程がある。田植えは白石さんの場合、田植機を使って、田んぼ1枚30分程度。カーブ部分は、田植機で植えるのが難しいため、いまも手で植えている人が多いという。

 コメ作りは自然との戦いだ。東日本大震災の後には最安値となり、深刻なダメージに見舞われた。「震災後、原発事故が起きてから、一番安い金額を提示された。30kgで4000円切っていたと思う。計算できるようでできない職業だ」。

 凶作などに備えて、いざという時の蓄えである“内部留保”が必要となるが、高騰と言われる現在の価格ですら、それを捻出するのは厳しいと、白石さんは吐露する。

 田植え後には、農薬を散布して、水を管理し、除草なども行う。そして秋にようやく、田んぼ1枚から28袋分のコメが収穫できる。

コメの“適正価格”はどう決めるべき?
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