大の里、2場所連続Vで“昭和以降最速”で横綱昇進へ! 破竹の13連勝、初土俵より所要13場所で“記録ずくめ”の悲願達成 大相撲 2025/05/23 17:51 拡大する <大相撲五月場所>◇十三日目◇23日◇東京・両国国技館 大関・大の里(二所ノ関)が大関・琴櫻(佐渡ヶ嶽)を下して無傷の13連勝で自身4度目の幕内優勝を果たした。大関として2場所連続優勝で初土俵から所要13場所という「昭和以降最速」の偉業で第75代横綱昇進をほぼ確実なものとした。2017年に横綱昇進を果たした師匠で元横綱・稀勢の里の二所ノ関親方以来、じつに8年ぶりとなる待望の日本出身横綱が誕生する。 初日に前頭筆頭・若元春(荒汐)を下してから、圧倒的な強さと安定感で白星を重ね続けた大の里。十二日目には今場所好調の“令和の怪物”前頭七枚目・伯桜鵬(伊勢ヶ濱)と対戦すると、伯桜鵬の強烈な立ち合いを正面から受け止めて見事なはたき込みで全勝を死守。 続きを読む