【MLB】ガーディアンズ5－9ドジャース（5月27日・日本時間5月28日）
5月27日（日本時間5月28日）に行われたクリーブランド・ガーディアンズ対ロサンゼルス・ドジャースの一戦で、ドジャース・大谷翔平への“序盤の申告敬遠”が話題となっている。
2-0、ドジャース2点を先制した2回表、2死三塁と追加点の好機で迎えた1番・大谷の第2打席。大谷のバットに注目が集まるなか、ガーディアンズベンチがとった策は、まさかの申告敬遠。すると、1回の第1打席で大谷を見逃し三振に切って取ったマウンド上の先発タナー・バイビーは、まだ序盤での申告敬遠というベンチの采配が理解できないといった様子で、ガムを噛みながらなんとも微妙な表情でマウンドに佇むこととなった。
結局、大谷を歩かせたことで、続く2番のムーキー・ベッツがレフトフライに倒れ、失点を重ねずに済んだこと、また、その後に迎えることとなった4回の第3打席で、大谷がバイビーから“規格外の逆方向弾”を放っていることを考慮すれば、ベンチの判断は結果論的に正しかったともいえるが、一歩間違うと士気の低下を招きかねない序盤の申告敬遠という策に、ファンからは「マジか」「ここで？」「早すぎるだろw」「この場面で？」「ピッチャー信用してねえって言ってるのと同じ」「大谷さんだからしょうがないか」「ベッツ、フリーマンがいるっていうw」といった様々な反響が巻き起こることに。
MLB屈指の強打者である大谷の場合、申告敬遠自体はそれほど珍しいものではないものの、それがかえって裏目に出ることも。たとえば昨年9月15日（日本時間9月16日）に行われたアトランタ・ブレーブス戦では、9回2死三塁の場面で大谷を申告敬遠で歩かせたものの、続く2番のベッツ、そして3番のフレディ・フリーマンが連打で続き、これをキッカケにドジャース打線が大爆発。一挙7得点を挙げる猛攻を見せることに。やはり強力打線を擁するドジャース相手では、大谷だけではなく、それ以降の強打者たちを含めた対策が求められるといえそうだ。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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