【MLB】オリオールズ4－7カージナルス（5月27日・日本時間5月28日）
5月27日（日本時間5月28日）に行われたボルティモア・オリオールズ対セントルイス・カージナルスの一戦で、オリオールズ・菅野智之が披露した打者心理を読んだ投球と、打球への好反応が話題となっている。
1-0、カージナルス1点のリードで迎えたこの試合の1回表・カージナルスの攻撃、2死満塁の場面で打席に立った7番ノーラン・ゴーマンに対して菅野は、カウント2-0とボールを先行させるも、3球目、内角いっぱい、近いところへと投じたカットボールでファウルを打たせ、内角球を意識させることに。そして、勝負の4球目は、外角やや低め、遠いところへと投じた142km/hのスプリット。これをゴーマンは打ちに行くも、直前に投じられた内角の球の残像ゆえか、わずかに踏み込みきれず、バットの先で捉えただけの投手ゴロに。これを菅野は素早い反応でキャッチすると、落ち着いて一塁へと送球。この回、立ち上がりを攻められて1点を先制をされたものの、それ以上はいたずらに傷口を広げることなく、ピシャリと抑えることとなった。
ベテランならではの“打者心理を読んだ投球”と、打球への反応の良さが目を引いたこの場面に、ファンからは「冷静すぎる」「スゲえ」「ここを1点でしのいだのマジでデカいｗ」「ピンチに全然動じない」「これはベテラン」「確実に打たせて取る」「さすが巨人のエース」といった様々な反響が巻き起こることに。
ちなみに、菅野といえば、2016年～2018年、2020年、2024年とゴールデングラブ賞を5回獲得していることからもわかるように、フィールディングの良さは折り紙つき。とりわけ打球への反応の良さはNPB時代から球界屈指との呼び声も高かっただけに、この場面、そんな菅野ならではのプレーであったといえそうだ。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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