刑務作業が科される「懲役刑」と、科されない「禁錮刑」が、6月から「拘禁刑」に一本化される。これまでの「懲らしめる」ための懲罰から、「更生」を目的に方針変更されたことが理由だ。背景にあるのは「再犯率の高さ」で、2023年は47%。およそ2人に1人が、刑を終えても、また罪を犯している。
そんな状況から、日本財団が創設を目指しているのが、「塀のない刑務所」だ。これにより海外では再犯率が激減した事例もあるが、日本でも効果はあるのか。『ABEMA Prime』では、実現を目指す提案者と、刑務所の実情を長年見てきた刑務官の考えを聞いた。
■“塀のない刑務所”ノルウェーでは成功例
