「ヘルシー!」海外で広がる“ONIGIRI”人気!

ONIGIRI人気も
拡大する

 海外では日本のコメを食べる習慣や文化が広がっており、アメリカ・ニューヨークに進出したおにぎり店は1日あたり数千個売れることもあるという。

 一方で、コメの海外輸出に関して小泉農水大臣は、「しっかりと海外の販路開拓を、きめ細かく流通や商社などとの協力関係を構築しなければ、安易に余ったから外に出すということは難しい。今後の方向性は作るなということではなくて、需要に応じた生産がかなうような形を考えつつ、今まず目の前でコメの異常な高騰を抑え、中長期のことも政府を挙げて検討したい」と発言している。

 これに対しノンフィクションライターの石戸諭氏は、「(「百笑市場」の)長谷川社長の方針しかないと思う」と主張する。

「とにかく作るだけちゃんと作りましょう、さらに、海外への販路開拓も含めてやっていきましょうということをやっていくことがすごく重要なことだと思う」

 また、小泉農水大臣の今後の対応については、「作りすぎないのではなく、余っても大丈夫というメッセージを政府として発信していくことが大事。最初の方針はある程度合理的な方針なので、貫いてほしい」と語った。

「ガンガン輸出すべし!」…石戸氏が提案する“3つのコメ政策”
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