■「100%信頼できる右腕だった」

田中容疑者
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 玄氏はまず、「田中が犯したコカイン所持・使用で、ご迷惑をおかけしたのは申し訳ない」と謝罪する。玄氏が代表を務める一般社団法人「青少年を守る父母の連絡協議会」(青母連)でも、田中容疑者は共同代表を務めていた。「ともに約2年前からホスト問題に取り組み、今国会で風営法改正までできたが、喜びは一瞬にして悔しさに変わった。家族会や応援していただいた方々に、合わせる顔もない。田中に全権を任せていた責任を感じている」。

 逮捕を知ってから、現在までを振り返り、「いろんなテレビ局が来た。憎しみばかりが出てきて、『23年間何をしてきたのか』と崩れ落ち、まだ会見も一切できていない。謝罪行脚で、今日は仙台青母連へ行ってきた。ABEMA Primeの生放送には怖さがあるが、しっかり謝罪すべきであると感じている」と話した。

 田中容疑者の言動に、違和感は見られなかったのか。「全くなかった。私は週4日ほど出ているが、毎日本人ともミーティングしていた。もう1人の代表と、3人で話していても気づかなかった」。田中容疑者は「100%信頼できる右腕だった」として、「広報物やウェブ、LINEなどの担当だったが、機材が警察に押収されていて使えない」といった影響を明かす。

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