【MLB】ドジャース 3—7 ヤンキース(6月1日・日本時間2日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でスタメン出場したヤンキース戦で2回、エドマンが同点アーチを放った。本拠地が盛り上がるその裏で、ブルペン陣による“もう一つのドラマ”が巻き起こっていた。
0-1とドジャースが1点を追いかける展開となった2回、1死二塁の場面で打席に立ったのはエドマン。二塁のパヘスが盗塁を試みるも、タッチアウトとなり、チャンスがしぼんだかに思われた。
ところがエドマンはカウント2-1からの4球目、真ん中寄りのチェンジアップを振り抜くと、打球はライトスタンドへ。鮮やかな同点ホームランに球場は大きく沸いた。
だが、歓声に沸く場内とは対照的に、ブルペンでは別の“珍事”が起きていた。エドマンが放った打球はドジャースブルペンへ一直線。ちょうど軌道上にいたブルペン陣の一人が“ホームランキャッチ”を試みたが、惜しくも取り損ねてしまい、その場で思わず頭を抱えるリアクション。まさに「あと少し!」の悔しさがにじむ瞬間だった。
このシーンに、試合の実況を務めた長坂哲夫アナウンサーは、「キャッチするとポイントが上がるんです」と冗談交じりに紹介。悔しがる姿に「捕りたかったんですね」と同情を寄せていた。
中継の視聴者からも「捕球失敗w」「ドジャースブルペン面白い」「遊んでんなw」「コーチ取れてなくて草」など、エドマンの同点アーチとあわせて“もうひとつのハイライト”として注目を集めていた。
なお、試合はこの後ヤンキースが勝利。ドジャースは対ヤンキース史上初のスイープを逃し、3連戦を2勝1敗で終えた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
この記事の画像一覧

