警察署から大勢の警察官が、一斉に飛び出してくる映像。「まるでドリフのコントみたい」と話題だ。取調中に容疑者が逃走し、慌てて追いかける瞬間を捉えたものだった。近隣住民は「『待て!』とか『止まれ!』とか騒いでいた」と証言する。
5月24日早朝、川崎署の交番に「覚醒剤を使用した」と自首してきた32歳の男を現行犯逮捕した。川崎署で取り調べを終え、留置所に連行されるまでの間、容疑者は取調室で待機していたが、隙を突いて取調室から逃走した。隙とは、見張り役の警察官の「居眠り」だった。
警察官は物音で目を覚ましたが、すでに容疑者の姿はなかった。警察官は「一瞬落ちてしまい、うたた寝をしてしまった」と話しているという。どれだけ眠かったのかは不明だが、取り調べる側が、寝落ちしてしまうことはあるのか。
元刑事が指摘「逃げないだろうと油断」
