【MLB】メッツ8-2ロッキーズ(5月31日・日本時間6月1日)
5月31日(日本時間6月1日)に行われたニューヨーク・メッツ対コロラド・ロッキーズ対の一戦で、メッツ・千賀滉大に三振を喫した相手打者の凡退リアクションが話題となっている。
0-1、メッツ1点のビハインドで迎えたこの試合の1回表・ロッキーズの攻撃、2死走者なしの場面で打席に立った4番ライアン・マクマーンに対して千賀は、初球、2球目と、内外低めにスライダーとカットボールを散らすもマクマーンがこれをよく見極めてカウント2-0と、ボールを先行させることに。しかし3球目、外角低めに投じた142km/hのカットボールでファウルを打たせてカウント2-1、続く4球目、内角低めのボールゾーンへと沈むカットボールで空振りを奪って2-2とカウント整えた。そして5球目、千賀は内角低めにストンと落ちる132km/h、落差の大きなフォークで振らせにかかるも、マクマーンがこれをよく見てフルカウントに。
しかし勝負の6球目、千賀が外角低めのボールゾーンへとやや外し気味に投じた133km/hのフォークを投じると、完全なボール球であるにもかかわらず、マクマーンは打席から身を乗り出すようにして打ちにいき、空振り。苛立ちながら、その場でバットやヘルメットや手袋を脱ぎ、無造作に投げ捨てる姿を見せることとなった。こうした千賀の奪三振シーンにファンからは「やってらんないって感じよなw」「やる気なしw」「八つ当たりやん」「完全に振らされたな」「用具は大切に」といった様々な反響が巻き起こることに。
今季の千賀といえば、その試合ごとにフォークと直球の比率が逆転するなど、大きくその投球内容を変えることから、相手打者も狙い球を絞りきれずに三振し、打席で“苛立ちの凡退リアクション”を見せることもしばしば。そんな千賀の変幻自在の投球に、今後も多くの打者が苦戦を強いられることとなりそうだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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