【MLB】ホワイトソックス1-13タイガース(6月2日・日本時間6月3日)
【映像】キャッチャー捕球失敗→サードが“神キャッチ”する瞬間
6月2日(日本時間6月3日)に行われたシカゴ・ホワイトソックス対デトロイト・タイガースの一戦で、タイガースの野手陣が披露した珍しいミラクルキャッチが話題となっている。
8-0、タイガース8点のリードで迎えた5回裏・ホワイトソックスの攻撃。この回先頭のジョシュア・パラシオスに対し、タイガースの先発ジャック・フラハーティは低めにボールを集める配球でカウント2-2と追い込むと、勝負の5球目は、外角低めのボールゾーンへと不規則な変化で沈んでいく122km/hのナックルカーブ。これをパラシオスも腕を伸ばして懸命に打ちに行ったものの、辛うじて当てただけという形となったこの一打は、三塁側ベンチ前へとフラフラと上がる小飛球に。これをキャッチャーのディロン・ディングラーと、サードのザック・マッキンストリーが懸命に追いかけると、先に落下点へと到達したディングラーがスライディングキャッチの体勢に。しかしあろうことかミットで弾いてしまい、捕球に失敗。弾かれたボールはそのまま落下するかと思いきや、ちょうどボールが跳ね返ったところにマッキンストリーが遅れて現れ、反射的にグラブを差し出すと、ボールはその中へ。“ほぼ偶然”であるとはいえ、見事なキャッチとなった。
当のマッキンストリー自身が“信じられない”といった様子で驚きの表情を見せ、その後、ディングラーと顔を見合わせて笑い合ったこの“ミラクルキャッチ”に、ファンからは「ヤバすぎるw」「これはw」「現地実況も爆笑」「超ミラクルプレーw」「ピタゴラ展開w」「捕った本人が一番驚いてるw」といった様々な反響が巻き起こることに。
今回は“たまたま”キャッチできたとはいえ、一歩間違えば完全に打ち取った当たりであったにもかかわらず、それを台無しにされかねなかったとあってか、フラハーティは首を振りながら“やれやれ顔”を見せることとなったが、終わってみればタイガースが13-1と、ホワイトソックスに大勝。フラハーティも嬉しい4勝目を挙げることとなった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
この記事の画像一覧

