【写真・画像】一体、何が起きた!? 爆速男の“謎の動き”にイライラ「行かないんかい!」相手野手が混乱… カブスのPCA、絶妙すぎる“トリック走塁”にファン騒然 1枚目
【映像】神盗塁で体勢がスゴいことになる
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【MLB】ジャイアンツ0-1パドレス(6月2日・日本時間6月3日)         

【映像】神盗塁で体勢がスゴいことになる

6月2日(日本時間6月3日)に行われたサンフランシスコ・ジャイアンツ対サンディエゴ・パドレスの一戦で、ジャイアンツのイ・ジョンフが披露した“アクロバティックな走塁”が話題となっている。

0-0、両チーム無得点で迎えた6回裏・ジャイアンツの攻撃、1死一塁、一塁塁上にはセンターへのヒットで出塁の李、打席にはマット・チャップマンという場面で、チャップマンへの3球目で李がスタート。その際、タイミング的にはかなり厳しい状況であったものの、李は外から回り込み、右手を伸ばしながら身体を捻りつつ頭から二塁へと滑り込むと、身体の左側からタッチにいったショートのザンダー・ボガーツのグラブから逃れるように左手を逃がし、全身をほぼ真横に傾けた状態で右手から二塁へと到達。その体勢であるがゆえにブレーキがかけられず、勢い余ってオーバーラン気味に過滑走すると、今度は仰向けの体勢となりながら右足を懸命に伸ばしてつま先で二塁ベースに触れた状態をキープするという、なんともアクロバティックな突入技術を披露することとなった。
このあまりに複雑な動きに加え、一見、タイミング的にはアウトである可能性が高く見えることから、当初はアウトの判定を下した塁審であったものの、その後の協議の末に見事、セーフに。“なんともミラクルな盗塁成功”となったが、こうしたイの走塁に、ファンからは「すげえw」「忍者どころじゃない」「どんな体の構造してるんだよw」「さすがジョンボムの息子」「怪我なくフルで活躍できたらええな」といった様々な反響が巻き起こることに。

そのスピード感あふれるプレースタイルに加え、卓越したバッティング技術から、KBO時代から“韓国のイチロー”“風の孫”の愛称で親しまれてきた李は、1998~2001年にかけてNPBの中日ドラゴンズでプレーしたイ・ジョンボムの息子で、父の鍾範が中日に在籍した1998年に誕生したことから、生まれは日本の愛知県名古屋市と、日本とは浅からぬ縁のあるMLBプレーヤー。MLB1年目の昨季は試合中の負傷により、手術を受けてそのままシーズンの大半を棒に振るという無念の1年となったが、そこからはや1年、この日の“元気な走塁”を見る限り、今季はさらなる飛躍が期待できそうな気配だ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

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