【MLB】ドジャース-メッツ(6月4日・日本時間6月5日)
6月4日(日本時間6月5日)に行われたロサンゼルス・ドジャース対ニューヨーク・メッツの一戦で、ドジャース・大谷翔平が放った弾丸ヒットが話題となっている。
0-3、ドジャース3点のビハインドで迎えたこの試合の3回裏・ドジャースの攻撃、2死走者なしの場面で打席に立った1番・大谷は、メッツ先発のグリフィン・キャニングが投じた初球、内角高めのボールゾーンへと投じられた151km/hの速球をフルスイング。するとこの打球、角度こそつかなかったものの、快音とともに鋭く右方向へと低い弾道で飛び、そのままライト前へと落ちるシングルヒットに。打球速度106.9マイル(約172km/h)をマークしたこの弾丸ヒットに、ファンからは「怖すぎ…」「エグい」「まさかの初球ボール球フルスイング」「悪球打ちがすぎるw」「どん詰まりなのに」「バッテリーもドン引きだろ」といった様々な反響が巻き起こることに。
なお、この一打について、ABEMAの中継で解説をつとめていた西岡剛氏は「ちょい詰まりかな? でも、これを反応しているっていうのが状態いい証拠ですよね」と、詰まり気味ではあったものの、調子の良さを感じさせるとした上で、「ホームランの打ち損じのヒットという感じなので、(相手バッテリーからすれば)もう次どこ投げるんだろう?次の対戦が楽しみですよね」と、ホームランを打ち損じた結果のヒットのようであるとコメント。また五十嵐亮太氏は、「見逃したらボール球かな?っていうインハイギリギリいっぱいのところなので。でもここヒット打たれたら投げるところないよね。キャニングってまっすぐが結構強いピッチャーなので、あのスピンの効いたインハイを初球ひと振りでああいった当たりされるってなるとピッチャーからしたら投げる球ホントに困ると思います」と、投手目線では想定外、今後の配球に頭を悩まされるようなヒットであったとコメントすることとなった。
かねてより、悪球打ちでも豪快な一発に繋げることも珍しくない大谷は、つい先日も、5月26日(日本時間5月27日)のクリーブランド・ガーディアンズ戦での第19号、5月30日(日本時間5月31日)のニューヨーク・ヤンキース戦で第22号と、“短期間に悪球打ち弾”を連発。そうした意味でいえば、この悪球打ちでの“弾丸ヒット”、西岡氏が語るように“ホームランの打ち損ね”であった可能性も高いといえそうだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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